女性ならば誰もが当たり前のように付けているブラジャーですが、なぜブラジャーを付けているのでしょうか。
乳首が服から透けないようにするため、形を整えるため、理由は色々あると思います。
ブラジャーをただ習慣で付けるのではなく、きちんと付ける意味を理解した上で付けると今後ブラジャーの選び方や付け方まで変わってくることでしょう。
今回はブラジャーを付ける意味について徹底解析していきます。
ブラジャーの歴史
古代ギリシャ時代に、歩く際に乳房が動かないようにとアンダーバストに帯のような物を巻いたことが起源と言われています。
日本に下着文化が取り入れられるようになったのは大正末期から昭和初期だそうで、「乳房バンド」「乳房ホルダー」として薬局等で取り扱っていたようです。
ブラジャーを付ける意味
歴史から見て分かるように昔は胸を固定するといった補正として、また衛生用品として特別な物として扱われていたことが分かります。
しかし現在では当たり前の物となり、デザインも多様化されているのでファッションの一部にもなりつつあります。
ブラジャーをなぜつけるのか、その意味を見ていきます。
・乳首が見えないようにする
ブラジャーを着用することで、服から透けて見えてしまうことをカバーしてくれる意味があります。
日本では海外に比べると乳首が見えてしまうことは恥ずかしいことであるという考えの文化のため、大半の女性が外に出る際は必ず着用しています。
・乳首を守る
乳首は粘膜なので他の皮膚に比べると非常にデリケートです。
そのため少し服が擦れるだけでも傷つく可能性があるので、ブラジャーは保護をする役割もあります。
・胸が垂れるのを防ぐ
ブラジャーを付けない状態では、どんなに胸が小さい女性であっても胸は下がってしまいます。
ブラジャーをしないでいるとそのまま胸は下がっていってしまうので、綺麗な高さを保つという意味で着用もされています。
ブラジャーの着用によって胸の位置が高くなれば洋服も綺麗に着こなすことが出来るでしょう。
・胸の形を補正する
胸はブラジャーをせずに放っておくと、脂肪の固まりなので年々形が崩れていってしまいます。
それを防ぐ補正として使用します。
きちんとサイズの合った形を選べばサイズアップすることも出来ますし、年々垂れていく胸もワイヤー入りを選べば下からしっかりと持ち上げて補正してくれます。
背中に流れてしまう肉も集めて付けるようにすれば、贅肉も全て胸に集めることが出来るでしょう。
・胸の揺れを抑える
ブラジャーが無ければ歩いたり走ったりする時に、揺れて邪魔になってしまったり胸が痛くなってしまいます。
それを防いでくれるだけではありません。
胸が揺れることでクーパー靭帯という胸を支えている靭帯が切れてしまう可能性があります。
このクーパー靭帯は多少伸縮性があるものの、一度切れてしまうと2度と修復することは出来ません。
それを防ぐためにもブラジャーは重要な役割をしているのです。
まとめ
以上のことからブラジャーが補正や隠すだけの役割や、自分を綺麗に見せるためだけの物だけではなく、きちんと保護の役割もある重要な物であることが分かりました。
だからこそ外出時だけにブラジャーを付けるのではなく、家にいる時や就寝時にも必要な女性を守ってくれるアイテムなのです。
自分にあったサイズ選択と正しい付け方をすればなりたいバストを作ることも夢ではありません。
また1日中ブラジャーを付けることが圧迫を感じて辛いという方は、外出時はワイヤー入りを着用して、家ではノンワイヤーの物を着用すれば楽に付けることが出来ます。
就寝用のナイトブラジャーも販売されているので、寝ている間に胸の補正をしたい人には向いているでしょう。